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1月7日にブログを更新してからこれまで3ヶ月以上も更新せずにおりました。言い訳をさせていただくなら、新型コロナウィルス感染症への対応に追われているうちに時間だけが過ぎてしまい、気が付いたら4月も下旬になってしまっていたということです。3月・4月は、春季例大祭の時期であり、全ての神社において来賓の招待や山車などの取り止めを余儀なくされました。また、境内においても鈴緒や手水舎の使用をご遠慮いただく対応をさせていただいているところであります。
しかし、このような状況にありましても、総代、世話人、氏子の皆様の祭祀(神事)だけは斎行してほしい。斎行すべきだという強い気持ちに後押しされ、総代のみの参列とはなりましたが、すべての神社の祭礼が執り納められようとしております。氏神様に対する皆様方の敬神の念のあつさに感激するとともに深く感謝申し上げる次第であります。
東日本大震災では、「絆」という言葉が私たちに勇気と希望を与えてくれましたが、この新型コロナウィルス感染症は、「絆」を絶ちきりコミュニティを分断していくもののように感じております。更に感染者の増加による閉塞した状況の中で、目に見えない不安と不信、不平、不満を充満させていくようにも思います。この手強いウィルスに打ち勝つにはどうすればよいのでしょうか。祝詞の中には「清き、明き、直き、正しき真心もちて」という言葉が多く出てきます。これは、神道で大切にしている日本人の有り様を端的に表したことばだと思います。正に今は、私たち一人一人が「清き心」「明き心」「直き心」「正しき心」の意味を噛みしめ「心」を強くもつこと、家庭や地域の「和」を大切にして他を攻撃しないように心掛けながら辛抱することが求められると感じています。
私も毎朝 白和瀬神社にて朝拝を行い、「大祓詞」「神拝詞」「新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祝詞」を唱えて新型コロナウィルス感染症の一日も早い終息を祈り続けます。皆さん共に頑張りましょう。