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今年は、新型コロナウィルス感染症に苦しめられ不安と我慢の一年になってしまいました。今までのあたり前の生活が貴重なことだったと改めて感じております。思えば私たちは十年前にも東日本大震災・東京電力原子力発電所の事故によりあたり前の生活が著しく制約された体験をしております。あの時は、「絆」という言葉が取り上げられ私たちを励ましてくれました。人と人との繋がりが心の支えとなり、励まし合い、協力し合いながらここまで頑張ることができたと思っております。
しかし、新型コロナウィルス感染症は、三密の回避と新しい生活様式により、人と人との繋がりを分断する怖ろしい疫病です。では、新型コロナウィルス感染症に立ち向かうのに私たちの心の支えとなるようなものはないのでしょうか。
話は変わりますが、このコロナ渦の中、福島市が生んだ大作曲家「古関裕而」をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」が放映され、私たちの心を癒やしてくれました。このドラマの中で古関裕而(ドラマでは裕一)が長崎の鐘の作曲の為に長崎に行き、「どん底に大地あり」と刻まれたことばを見つけたことにより、「希望」こそこの国の未来をつくるということに気づいて曲作りに打ち込むというシーンがありました。タイムリーにも今回の連ドラ「エール」は、コロナ渦で苦しむ私たちへのエールであり「希望」をもって頑張ろうと訴えているのではないかと感じました。
新しい年には新型コロナウィルス感染症が終息し、希望溢れる明るい年となることを心よりお祈りしております。